「プロサバンナにノー」キャンペーンによる合意形成と抵抗に関する会議 会議結果要約 Summary of the No to ProSavana Campaign’s meeting for convergence and resistance

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「プロサバンナにノー」キャンペーンによる合意形成と抵抗に関する会議会議結果要約

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2016年5月7日、ナンプーラ
 
 
5月6-7日に「プロサバンナにノー!」キャンペーンの「合意形成と抵抗に関する会議」が、モザンビークのナンプーラ市で開かれ、次の組織およびグループから約70名の人々がこの会議に参加しました。このキャンペーンに参加する諸組織の代表、プロサバンナの影響を受けるナンプーラ、ニアサ、ザンベジア州の19郡の小農、カーボ・デルガード州の小農の代表者、およびカトリック教会「ナンプーラとナカラ大司教区平和と正義委員会」の代表者などです。
 
この会議の目的は、プロサバンナ事業について、包括的な意見の交換を行うことで団結を促し、われわれのコミットメントを再確認し、プロサバンナ事業に対する抵抗の努力を組織することにありました。
 
会議の結果として、「プロサバンナにノー!」キャンペーンに加わる諸組織、プロサバンナ事業の影響を受けるナンプーラ、ニアサ、ザンベジア州の19郡の小農、カーボ・デルガード州の小農代表、カトリック教会「ナンプーラ・ナカラ大司教区平和と正義委員会」の代表者は、次のことを再確認しました。
 
 
1.          われわれは、プロサバンナ事業を拒否します。同事業は、過去4年間にわたって、われわれの度重なる反対にもかかわらず実施されてきたからです。
2.          (プロサバンナ事業の)マスタープランは小農コミュニティのニーズと願望を裏切るものとなっています。
3.          プロサバンナ事業の対象となっているコミュニティでは、土地の強奪と人権侵害が複数件起こっています。
4.          プロサバンナ事業の運営において、情報の全般的な歪曲と虚偽の宣伝がなされ続けています。
5.          プロサバンナ事業の対象区域内にありその影響を受けるコミュニティは、この事業について適切で正確な情報を受け取っていません。このことを受けて、キャンペーンの諸組織は自ら情報を広めるために結束することが不可欠です。
6.          この事業を受け入れさせるために、幾度にもわたる世論の操作が、特に農民に対して試みられました。
7.          われわれは、小農家族の要求と不安を政府に対し公式に伝える義務があります。
8.          われわれは、現行の「ナカラ回廊農業開発のための市民社会調整メカニズム」には同意できません。このメカニズムは透明性に欠け、小農家族をプログラムにおける統合された独立アクターとみなさず、単なる「影響を受ける人びと」としてだけ扱っており、その結果として小農家族の利害を代表していないからです。
9.          小農家族は、3カ国政府および日本のJICA(国際協力機構)との直接の対話を求めています。
10.      われわれは、土地と自然資源への権利を擁護するための活動にコミットし続けます。
11.      われわれは、土地強奪とプロサバンナ事業の前進と闘い、抵抗することを約束します。
 
 
さらに、この会議に集った参加者らは、次のことを闘いと抵抗の戦略とすることとしました。
 
1.          プロサバンナ事業と農民の権利に関する、信頼に足る正確な情報を作成し共有すること。
2.          プロサバンナ事業と土地強奪の影響を受けるコミュニティで、草の根の努力を強化すること。
3.          プロサバンナ事業の実施が予定されているコミュニティと行政区における合意形成と抵抗のための会議を至急開催すること。
4.          プロサバンナ事業およびその他の投資について政府と対話を行っている小農の立場と主張を支え、それらを強固なものとすること。
5.          プロサバンナ事業に抵抗するため、各コミュニティにおいて、われわれの抵抗の技能と戦術を動員すること。
6.          あらゆる機会を活用して、プロサバンナ事業と土地強奪に関する論争を強化すること。
7.          組織化を強めるとともに団結を進め、プロサバンナ事業の影響を受ける小農家族およびコミュニティと社会運動・市民社会組織とを深く結びつけること。
8.          全国の他州のコミュニティと情報および行動・抵抗の事例を共有すること。
9.          コミュニティレベルでのエンパワーメントと民衆教育の集いを、より一層数多く組織すること。
10.      「プロサバンナにノー!」に参加する社会運動と市民社会組織は、まだ状況を理解していない人びとに働きかけ、情報を届けなければならないこと。
 
 
小農家族、コミュニティ、市民社会組織は団結すると同時に、われわれは環境的・社会的・経済的また政治的な不平等と不正義と闘い、また人権と土地や自然資源(水・森林・種・大気等)への権利のために闘うことを確認します。
 
プロサバンナにノー!キャンペーンの合意形成と抵抗の会議は、構成する以下の諸団体によって組織されたことを特記します。
 
·             コミュニティ開発のためのアカデミックアクション(ADECRU:Academic Action for Community Development)
·             女性フォーラム(Women’s Forum)
·             女性世界マーチ(World March of Women)
·             環境正義(JA!:Environmental Justice)
·             FoEMozambique(Friends of the Earth Mozambique)
·             人権のためのモザンビークリーグ(LDH:Mozambican League for Human Rights )
·             リヴァニンゴ(Livaningo)
·             全国農民連合(UNAC:National Farmers’ Union)
 
会議の開催にあたっては、FIAN Internationalの支援を受けました。
 
原文(ポルトガル語):http://www.farmlandgrab.org/26173
本日本語訳は、フランス語版の翻訳。http://www.farmlandgrab.org/26220
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